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認知症 [仕事のこと]

本人は、何となく気づいているかもしれませんね。
でも、だからこそ、すごく不安で、苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。
逆に、家族の方が気がついていないこともあるかもしれません。

以前、「物忘れがひどくて」
と言う患者さんが、認知症の検査をしたら、軽度の認知症と診断されました。
その方は女性で、認知症とわかったときには相当ショックだったといいます。
これから、何もわからなくなったら、どうしよう、と言う不安がずっとあったそうです。
彼女は、あるとき考え方を変えたそうです。
「どうせ、いつかわからなくなるんなら、今を楽しみたい。
色々考えすぎずに、今、楽しく過ごしていきたい。」
それからというもの、彼女はとても明るくなりました。
認知症デイケアに行き始めてから、またさらに、毎日楽しくて仕方が無い、と
にこにこ過ごせるようになりました。

認知症と診断されるずっと以前から、
うつ病として治療していた方でした。
認知症と診断されてから、うつ病の方はおさまっているようです。

何をきっかけに、病気が進行するのか、良くなるのか、
そのときの運でもありますね。
彼女は、認知症という、新たな病気を背負いましたが、
その代わり、うつ病は半分以上下ろせたと思います。
彼女にとって、人生が楽しくなったのなら、それは良かったのかもしれません。

認知症は、すごく悪者のように思われがちですが、
それは、どの側面を見て、なのでしょうね。
認知症は必ずしも悪者ではない、と、私は思います。
自分のことができなくなる、というのは困ったことかもしれませんが、
長い人生の中で、今まで一生懸命家族のために尽くしてきた人を、
ないがしろにするのは、とても悲しいことです。

もっとも、日本の現状で、仕事をしながら、家族を介護するのは非常に大変なことですが。
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